前回、ブログで成功しない人はテーマを上手く決められていないと申しました。
商品からテーマを選ぶのもアリだと申しましたね。
その商品を必要とするのは、どんな人か?
いつ、どんなシーンに重宝される商品なのか?
その商品が必要な人は、どう悩んで、どんなキーワードで検索するのか?
と、テーマやキーワード絞る手もあります。
さて、今日はブログ運営に必須な記事の書き方のお話し。
記事を書くための正しいステップとは?
どんなネットビジネスも主に文字で伝えますよね?
なので、正しい伝え方を知らなければ稼げません。
これがネットビジネスで成功する課題であり、大勢の人が失敗する原因です。
同じ商品を扱っているのに売れる人もいれば、売れない人もいるのが良い証拠です。
成約率の格差=書き方
あなたは、私の知識を吸収すれば、安定して稼げるようになれるでしょう。
今は、まだ効果的な記事の書き方を知らないだけです。
ブログの書き方をマスターしないとどうなる?
少しも書き方を知らずにSNS感覚で記事を書き始めると、どうなってしまうのか…
記事の内容がブレる
まず、書き終えた記事を見直した時に内容がブレがち。
たとえば「あれ?前半と後半で言うことが違う?」とか。
前半と後半は、わかりやすいけど気付かない程度の矛盾があるかもしれません。
それが、読者に違和感となることもあります。
だって不信感とは「違和感」が無意識に蓄積されることではないでしょうか?
とはいえ著者には気付きにくいことなので、第三者に見てもらうと矛盾が発覚することもよくあります。
読みにくい記事になる
次に、ここれらも読みにくい記事が出来る原因です。
・適度に改行してない
・句読点が多すぎ(または少なすぎ)
・漢字とひらがなのバランスが悪すぎる
・一文が長すぎ
などです。
そんな記事は読み手にストレスを与えるので、最後まで読んでもらえません。
記事作成に時間がかかる
「1記事書くのに1日かかる」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
そのような方は、ブログ記事の正しい書き方をマスターできていません。
正しい書き方をマスターすれば、初心者でもバシバシ記事を書けるようになれます。
売れる記事を書くための正しいステップとは?
売れる記事といってもブログ内に設置する記事は、商品やサービスを売るための記事ばかりではありませんよね。
また、売るための記事はアクセスを集めるための記事と、まったく書き方が違います。
でも、まずは売る記事を作るステップを解説します。
ステップ1:商品のリサーチ
記事を書く前に、商品のリサーチをしてください。
各ASPを調査して
「テーマに合った」
「報酬が高い案件」
「売れそうな案件」
をピックアップします。
ステップ2:キーワード選定
商品が決まったら、次はキーワード選定です。
例えば、あるダイエットサプリを商品とする場合、そのサプリが役立つ悩みに関連したキーワードを探しますよね。
その時、自分の感覚やイメージで扱うキーワードを決める方もいます。
ネット上には無料で使えるキーワード選定ツールもあるので利用しましょう。
・キーワードプランナー
・アラマキジャケ
・ラッコキーワード など。
検索ボリュームやライバルの多さを分析してキーワードを確定させましょう。
ステップ3:記事を構成する
商品が決定し、キーワードも決まったら、記事の構成を考えましょう。
構成なく、記事を書き始める初心者様もいますが、それをやると記事の内容がブレやすくなります。
より、わかりやすい記事に仕上がるよう(書きやすいよう)事前に『構成』を考えておきましょう。
記事の構成とは、
・タイトル
・導入文の内容
・見出しの数や内容
・商品を紹介する場所
といったことを予め決めておくことです。
構成を考えて記事の全体像を可視化してみましょう。
ステップ4:記事作成法則を使って下書しておく
ブログ記事を書くときに、日記のように書いていませんか?たとえば…
そしたらAという商品を発見したんです。私は以前からAは便利だと聞いていましたが値段が高くて□□だけど安いBや△△なCばかり購入していたのです。
でも今日は誘惑に負けてAを買ってしまいました!そして早速、家で試したところ、〇〇な便利さがあってとても使いやすかったですよ!
皆さんも是非試してみてくださいね!
いかがですか?商品紹介としては読みにくいですよね?
日記のようにダラダラ書くのではなく、法則を意識すれば改善されます。
記事を書くための法則は世界中にたくさんあります。
たとえばPREP法という法則
P(Point)→結論
Aの〇〇は使いやすい!
R(Reason)→理由
なぜなら、□□や△△がない。
E(Example)→例
~のようなとき〇〇で簡単に解消。
P(Point)→結論
少しくらい高くてもAを買って正解でした!
話の流れに沿って伝えたいことを下書きしておくと、簡単に説得力のある記事に仕上がるでしょう。
流れが決まっていると書きやすいだけでなく、各段落ごとに少しずつ書いておいて後から情報(文章)を追加しやすいのです。
記事作成の法則といえば、こんなのもあります。
ステップ5:音読する
記事を一通り書き終えたら、すぐに投稿すせず一旦、音読をしてみましょう。
声に出して自分が書いた記事を読むのは恥ずかしいかもしれませんが慣れます。
音読をすることで、
・不自然な表現
・抑揚の付け方
・内容のブレ
などを見つけやすくなるので、記事の質を最大まで高めた状態で投稿できます。
読者も記事を読むとき、頭の中で声を出しているので、おかしな箇所が見つかりやすいということです。
ステップ6:装飾と画像
読みやすさを中心に話していますが、「稼ぐ」より「読みやすさ」が先です。
読みやすい記事にすることで読了率も上がり収益化にも繋がりやすくなります。
また、ストレス軽減のために装飾や画像を入れることもおすすめします。
・強調したい箇所に色や下線をつけたり記事の中に挿絵する(写真もOKです)
ちょっとした工夫(無料)で記事のデザイン性を上げることができるので、やらなきゃ損ですよね。
ええで。
ブログ記事の質を上げるちょっとしたコツ
次に、記事質を上げるコツをいくつか紹介します。
タイトルにはキーワードを入れる
タイトルにキーワードを入れると、そのキーワードで検索をする人の目に止まりやすくなります。
記事を読むか読まないかはタイトルで決まります。
どれだけ素晴らしい記事でも検索結果から選ばれないと読まれないのですから。
つまり、キーワードを入れつつ「その記事を読みたい!」と思ってもらえるタイトルを考えましょう。
タイトルも記事も何度、書き直してもペナルティを受けることはありません。
見出しにもキーワードを含める
見出しや本文にも無理のない形でキーワードを入れるのもSEO的に有効です。
Googleは「この記事は○○について詳しく書かれている記事だ」と認知して検索結果に反映します。
無駄な文章は徹底的に省く
いまだに「文字数が多ければ多いほど上位表示できる」と思う人がいます。
しかし、本当の理由は、こうではないでしょうか。
「丁寧に書かれた記事は自然と文字数も多くなる」
記事内容によって1000文字程度の記事も上位に入っていることがあります。
ここを誤解して、ダラダラ長文を書いている初心者様やライターさんもいます。
それはブログの質を下げる行為なので、無駄な文章は省いていきましょう。
ブログのネタ切れ問題を簡単解消
ある程度、記事が書けるようになっても、ネタに困ることもあるでしょう。
実は、ブログのネタ切れは、以下の方法でアッサリ解消する場合もあります。
集客記事の書き方も知る
記事の書き方を教える本や情報の殆どは「モノを売るための書き方」ですよね。
なのでブログは売るための記事だけ書いていれば良いと思っている人もいます。
例えば、
・特定サービスの紹介
・特定商品のレビュー
商品やサービスについて書くことには限りがあり、いつかネタが切れます。
そして、売るための記事だけではなく、こんな記事もブログには必要です。
そもそも特定商品やサービスの記事は、他の人も書いているので読者の奪い合いをすることになります。
ブログの中に集客用の記事もなければ、アクセス(読者)を集められません。
モノを売るための販売用記事とアクセスを集めるための集客用記事は目的が違うので書き方も違います。
自分が過去に悩んだことに焦点を当てる
ネタ切れに困ったら過去の悩みに焦点を当てるのも良いかもしれません。
あなたが過去に悩んだことで今、悩んでいる人は世の中に大勢いるでしょう。
・過去のあなたは、なぜ悩んだのか?
・その悩みは、どう解消できたのか?
を思い出しながら今、悩んでいる人のために記事にしてみるのも良いでしょう。
QAサイトを利用する
Yahoo!知恵袋などを見てリアルな悩みを探すことのも記事ネタリサーチとして有効です。
多くのブログ初心者は、先ほど紹介したようなキーワードツールを使ってキーワードを見つけています。
で、そのキーワードを知恵袋で検索してみるのです。
知恵袋には、リアルで具体的な悩みが生々しく質問形式で投稿されています。
そんなQAをいくつかピックアップして、その悩みにあなたなりに回答する。
そのようにしてもユーザービリティの高い記事を書くことができます。
知恵袋には、数えきれない程の質問が投稿されています。
記事ネタをストックするためにも定期的にチェックしてみてください。
過去記事を深堀する
既に複数の記事をブログに投稿している場合は、過去に書いた自分の記事を読み返してみるのも良いかも。
見出し毎にみてみると、
「この部分の文章は、もう少し深堀できそうだな」
「もう一つ、〇〇に関する見出しを追加しよう」
「この見出しに関連する別記事が書けそうだ」
といった発見が、きっとあります。結果、ブログ全体の強化に繋がります。
すでに書いた記事を1記事でまとめる
「ど~してもネタが見つからない!」そんな時は、すでに書いている記事をまとめてみるのも手ですよ。
例えば、「副業」をテーマに書いた記事が5つあれば、その5記事の内容を1つにまとめた記事を作成するわけです。
その、まとめた記事から、それぞれの内容が詳しく書かれた元記事へ内部リンクを貼ります。
そうすれば記事を増やすと同時に、ブログ回遊率を上げられ一石二鳥です。
記事ネタをメモしてストックを作っておく
ブログのネタ切れを予防するには、日ごろからネタになりそうなことをメモしておくのも有効です。
アンテナを張っていると何気ない出来事、たまたま見てたテレビ、広告などからネタを見つけられます。
日常で「これブログネタに使えそうだな…」と思う事があればスマホのメール機能などにメモしましょう。
すると記事ネタが、どんどんストックされていきます。
ブログの成功者、上級者に相談する
「まだ数十記事しか書いていないのにネタ切れ?」
「一生、ネタが見つからないかもしれない・・・」
そんな、不安や焦りを抱える方もいるでしょう。
どうにもできないときはブログの成功者や上級者に相談してみてください。
すると、
「私は○○でネタ切れを回避したよ」「そのブログなら、こんなネタはどう?」
といった頼もしい回答を得られることもあります。
と、そのように頑張って書いた記事がGoogleに認識され、検索結果に反映されるまで時間がかかります。
でも、せっかく書いた記事は早く、より多くの人に見てもらいたいですよね?
次回は、そんな対策のお話。
まとめ
記事の正しい書き方をマスターしておかないと…
・記事に矛盾ができる
・作成に時間がかかる
・読み難い記事になる
・PVや収益が伸びない
というトラブルが起こりやすくなってしまいます。
記事は、多く書けば慣れるという人もいます。
でも我流に慣れると、ついつい気持ちのままに書くようになるでしょう。
その結果、Googleにも読者にも認められず検索結果にも反映されません。
私も経験しています…
実はSEO記事には『正解の記事内容』があります。
それを後で知っても1記事や2記事なら修正もできるでしょうが、100記事ほど書いて直すのは大変です。
直し作業は書くより辛いので挫折しちゃうでしょう。
同じやるなら最初から正解を知って、始めるほうが賢いに決まっています。
まずは、そなえてください。