本選考の締切まで、あと3日。
ガクチカを何度書き直しても、読み返すたびに「これで伝わるのかな」と不安になります。
大学のキャリアセンターは予約が埋まっていて、友人に見せるのも、少し気恥ずかしく感じます。
そんなときにココナラでES添削を探すと、1,000円台の出品もあれば、数千円から1万円近い出品もあり、どれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
この記事では、ES添削の相場と、価格の差が何から生まれているのかを、具体的な比較を交えてお伝えします。
同じガクチカを、価格の違う2人に頼んだら
ある大学3年生は、アルバイトでのシフト改善を書いた400字のガクチカを、価格帯の違う2人の出品者に依頼したそうです。
1,500円の出品者から届いたのは、誤字や言い回しが直された添削後の文章でした。
読みやすくはなったものの、なぜその表現が良いのかは書かれておらず、別の設問に応用するのは難しかったといいます。
一方、5,000円台の出品者からは、添削後の文章に加えて「数字を入れると成果が伝わる」「面接ではこの部分を深掘りされやすい」といった理由つきのコメントが届きました。
さらに、書き直した原稿をもう一度見てもらえる再添削も含まれていました。
どちらが良い悪いではなく、受け取ったものの「種類」がそもそも違っていた、という話です。
文章をきれいに直してほしいだけなら、前者でも十分に役目を果たしています。
ただ、彼女が本当に欲しかったのは、自分で書き直せるようになるための手がかりでした。
あなたが今ほしいのは、直された文章と、直し方のどちらに近いでしょうか。
価格差を生んでいるのは「添削の範囲」
ココナラが運営するメディアでも、スキルマーケットでのES添削の相場は1,000円から8,000円程度と紹介されており、千円台から数千円が中心です。
この幅を見ると、つい「高いほうが添削者のレベルが高い」と考えたくなりますよね。
けれど実際に出品ページを読み比べると、価格を分けているのは主に次のような要素です。
対象となる設問の数と文字数、再添削の回数、理由や改善ポイントの解説があるか、面接で聞かれそうな点まで触れてくれるか、そして納期の早さです。
同じ5,000円でも、設問1つを深く見る出品と、ES全体を軽く見る出品では、中身がまったく違います。
即日対応や再添削は、基本料金に含まれず有料オプションになっている出品も少なくありません。
表示価格だけで比べると、オプションを足したときに予算を超えてしまうこともあります。
「1設問あたりいくらか」「再添削を含めると総額いくらか」に置き直して比べると、見え方が変わってくるかもしれません。
安い出品が合う人、高い出品が合う人
価格帯ごとに、向いている使い方は分かれます。
自分に必要なものがどちらに近いかを考えながら読むと、選ぶ基準が見えてきます。
千円台の出品が合う人:骨組みは自分で作れていて、誤字や表現の粗さだけを第三者に確かめてほしい人。併願先が多く、1社あたりの費用を抑えたい人。
数千円以上の出品が合う人:何を書けばいいか自体に迷っている人。本命企業のESで、理由つきの指摘と再添削まで受けたい人。
ココナラで頼む強みは、添削者の経歴や得意分野を見たうえで、自分で相手を選べる点にあります。
元人事、志望業界での勤務経験がある社会人、同じ業界の内定者など、出品者の立場はさまざまです。
志望先がメーカーの技術職なら技術系の経歴を持つ人に、という選び方ができるのは、担当者が割り振られる仕組みにはない良さです。
1社分、1設問からでも頼めるため、就活の進み具合に合わせて少しずつ使えるのも、学生にとってはありがたいところではないでしょうか。
代筆を頼みたくなったときと、向かない場面
締切が迫ると、「いっそ全部書いてもらえたら」と思う瞬間もありますよね。
ココナラの出品の中には、ゼロから文章を作る代筆に近いサービスも見かけます。
ただ、他人が書いた文章は、面接で「そのとき何を考えましたか」と深掘りされたときに、自分の言葉で答えにくくなります。
ESは面接の台本にもなる書類なので、通過しても次の選考で苦しくなる、という形で負担が戻ってくることがあります。
また、添削の質は出品者ごとの差が大きく、評価が高くても自分の志望業界とかみ合わないことはあります。
大学のキャリアセンターのように無料で何度も相談できる場があるなら、そちらのほうが費用の面では有利です。
代筆に頼りたくなったときは、箇条書きのメモでもいいので「伝えたいこと」を自分で書き出し、それを文章にする手伝いを頼む形にすると、面接でも自分の言葉で話せます。
無料の相談先で骨組みを固め、ココナラでは志望業界に詳しい人の視点を足す、という分け方をすれば、それぞれの弱点を補い合えます。
締切の焦りの中でも、自分の言葉を手放さずにいられる頼み方があると思うと、少し肩の力が抜けませんか。
予算を決めるときの3つの軸
いくらまでかけるかは、次の3つで考えると決めやすくなります。
1つ目は、そのESが本命かどうかです。
本命企業なら、理由つきの解説と再添削を含む数千円台の出品に予算を寄せ、併願先は千円台で表現の確認だけにとどめる、という配分が考えられます。
2つ目は、締切までの日数で、再添削を受けて書き直す時間が取れないなら、再添削つきの出品を選んでも使い切れません。
3つ目は、自分で直せる力をどこまで身につけたいかです。
今後も同じ設問を何社分も書くなら、1社目に理由つきの添削を受けておくと、2社目以降の手直しが楽になります。
金額の大小で迷ったときは、受け取りたいのが「直された文章」なのか「直し方」なのかに立ち返ると、選ぶ出品が自然と絞れてきます。
あなたのESにとっての本命の一社は、どこでしょうか。
ココナラのES添削は、千円台から数千円程度が中心で、価格の差は添削者の格よりも、設問数、再添削、解説の有無、納期といった範囲の違いから生まれています。本命かどうか、締切までの日数、自分で直す力をつけたいかの3つで分けて考えると、かける予算と選ぶ出品が決まります。自分の言葉を残したまま、届く文章に近づける一歩を選んでみてください。
一人で書き直し続けて手が止まっているなら、その行き詰まりにも理由があります。