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引きこもりの相談先に迷ったら。話し相手という第三の選択肢

家族が部屋から出てこなくなって、もう半年以上が経つ。

最初は「そのうち動き出すだろう」と思っていたのに、月日だけが過ぎていく。

誰かに相談したい気持ちはあるのに、いざ相談先を探そうとすると、どこに何を話せばいいのか分からず、結局そのままにしてしまう。

そんな経験をしたことはありませんか。

目次

相談先を探すこと自体が、思った以上に負担になる

引きこもりの相談というと、行政の窓口や専門機関を思い浮かべる方が多いかもしれません。

ただ、実際に調べ始めると、対象年齢や条件、予約の手続きなど、事前に確認すべきことが多く、行動に移す前に疲れてしまうことがあります。

情報を集めれば集めるほど、逆にどこから手をつければいいのか分からなくなってしまうことも珍しくありません。

ある方は、市の窓口に電話をかける前に、何をどう伝えればいいのか台本のようなものを頭の中で何度も練習していたそうです。

それだけ準備をしても、いざ話し始めると緊張で言葉が出てこなくなり、結局中途半端な説明で終わってしまった、という話も聞きます。

相談する前の段階で、すでに気力を使い果たしてしまう。そんな状態になっていませんか。

相談先を探す行為そのものにエネルギーがいる、という事実は、意外と見落とされがちです。

まずは自分がどれくらい消耗しているかに気づくことが、次の一歩を選ぶための材料になりそうです。

すでに疲れ切っている状態で無理に一つの窓口を選び切ろうとすると、かえって動けなくなってしまうこともあります。

今この文章を読んでいること自体、すでに小さな一歩なのかもしれません。

専門機関への相談と、身近な人への相談。それぞれの限界

専門機関に相談する最大の利点は、引きこもりという状態そのものへの知見や具体的な支援策を持っている点です。

一方で、初回の相談までに時間がかかったり、家庭の状況を一から説明する手間があったりと、心理的なハードルの高さは否めません。

身近な人への相談はその点、気軽さがあります。

ただし、家族や親しい友人は、その人自身が引きこもっている本人との関係者でもあるため、話すほどに感情が入り混じり、冷静な会話が難しくなることがあります。

「なぜ働かないのか」「いつまで続くのか」という言葉が端々に出てしまい、相談のつもりが口論になってしまったという声も少なくありません。

話した側も、話された側も、後味の悪さだけが残ってしまうこともあります。

専門機関は専門性がある分ハードルが高く、身近な人は気軽な分だけ感情が絡みやすい。

どちらにも一長一短があります。

この二つの選択肢の間に、実はもう一つの選び方があります。

それが、利害関係のない第三者に、ただ話を聞いてもらうという方法です。

利害関係のない相手だからこそ、話せることがある

話し相手サービスの価値は、話す相手が家族でも専門家でもない、完全に外側の第三者であるという点にあります。

ココナラのようなスキルシェアサービスも、そうした第三者に出会える場の一つです。

たとえば、家族には「情けない」と思われたくなくて言えなかった本音、専門機関には「そこまで深刻ではないかもしれない」と遠慮して切り出せなかった小さな愚痴。

そうしたものを、評価も判断もされずにただ吐き出せる相手がいたら、どうでしょうか。

ただし、本人の心身の状態に不安がある場合や、生活そのものが立ち行かなくなっている場合は、話し相手サービスだけで様子を見ようとせず、精神保健福祉センターや引きこもり地域支援センターなど、専門機関への相談を優先してください。話し相手サービスは、そうした専門的な相談と並行して、家族自身の気持ちを話す場所として使うものだと考えるとわかりやすいかもしれません。

「解決してほしい」のではなく「今日あったことをただ聞いてほしい」というとき、専門機関はやや重すぎ、家族はやや近すぎることがあります。

話し相手サービスは、その中間にある選択肢として、深夜に一人で考え込んでしまう時間を、誰かと話す時間に変えてくれます。

ココナラで話し相手として活動している人の中には、家族の引きこもりに関する話を聞き慣れている人も多く、判断や評価をされる心配なく話せることがあります。

相談というほど構えず、それでいて一人で抱えるよりは軽くなる。

そのちょうど良さが、続けやすさにつながっているようです。

話し相手に頼ることは、専門機関や家族への相談をあきらめることとは違います。

相談先を選ぶときに、何を基準にすればいいのか

相談先に迷ったときは、「どこが正しいか」ではなく「今の自分が、どこまで踏み込んだ話をしたいか」を基準に考えてみると、選びやすくなります。

制度や支援策について具体的に知りたいなら専門機関、家庭内の空気を変える相談なら身近な人、そのどちらでもなく、まずは自分の気持ちを言葉にする練習がしたいなら、利害関係のない話し相手という順番で考えることもできます。

大事なのは、一つの相談先だけに絞り込もうとしないことです。

半年以上一人で抱えてきた状況なら、なおさら、いくつかの窓口を並行して使ってみるという柔軟さがあってもいいはずです。

もちろん、話す相手との相性が合わないと感じることもあります。

無理に同じ相手に頼り続ける必要はなく、合わないと感じたら別の窓口や別の人に切り替えてみるくらいの気軽さで考えて構いません。

今日はどこまで話したいか。その感覚に正直になることが、相談先を選ぶ一番の手がかりになりそうです。

半年間、家族の引きこもりについて一人で考え続けてきたなら、その重さを分散させる先を、一つに決めきる必要はありません。

今日話したいことの重さに合わせて、相談先を選んでみてください。

専門機関か家族かで迷ったまま動けずにいるなら、頼ることと利用することの違いについて書いたこちらの記事も、選ぶ手がかりになるかもしれません。

人に頼ることと、利用することの違い

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