音や光、人の些細な言動に人一倍反応してしまい、気づけばぐったり疲れている。
そんな自分を「繊細すぎる」と感じたことはありませんか。
HSPという言葉を知ってから、自分の傾向に納得できた反面、この特性についての相談を誰にすればいいのか分からず、一人で抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、HSPの相談を進めるうえでの流れを、四つの段階に分けて考えてみます。
HSPという言葉を知る前から、こうした反応を抱えてきた方も少なくありません。
言葉を知ったことで、自分を責める理由が一つ減ったと感じる方もいます。
今からでも遅くはありません。
ステップ1:自分の反応に、まず気づいてみる
まずは、自分がどんな場面で疲れやすいのかに目を向けてみることから始まります。
人混みで長時間過ごした後にどっと疲れが出る、誰かのちょっとした表情の変化が気になって仕方ない、予定外の出来事にうまく対応できず動揺してしまう。
こうした反応の一つひとつは、決して大げさなものではありません。これまで「気にしすぎ」「神経質」と言われてきた方にとって、自分の反応を否定せずに見つめ直すこと自体が、すでに大きな一歩だったりします。
人によって疲れやすい場面はさまざまで、音に敏感な方もいれば、人の感情の変化に敏感な方もいます。
予定が急に変わっただけで、その日一日ずっと落ち着かなくなる、という方もいるでしょう。
疲れの感じ方に優劣はなく、人と比べて反応が大きいからといって、それが弱さを意味するわけではありません。
ステップ2:「相談するほどのことか」という迷いと向き合う
次に、「これは相談するほどのことなのか」という迷いと向き合う段階に進みます。
病気ではないし、日常生活は一応送れている。
そう考えると、わざわざ誰かに話すことに気が引けてしまう方は少なくありません。
ですが、日常生活を送れていることと、その中で疲れやしんどさを抱え続けていることは、別の話です。
「大したことじゃないから」と自分に言い聞かせているうちに、疲れが積み重なっていくケースも珍しくありません。
「相談するほどではない」という感覚は、実は多くの方が一度は抱くものでもあります。
ステップ3:誰かに話してみると、何が変わるのか
実際に話してみる段階です。
自分では「変な反応」だと思っていたことが、言葉にしてみて初めて「そう感じるのも無理はない」と受け止めてもらえる経験をすることがあります。
この「否定されない」という感覚は、頭で分かっていても、実際に体験してみないと得られないものだったりします。
ただ、身近な人に話すと、「そんなに気にしなくていいのに」と悪気なく言われてしまい、余計に自分を責めてしまうこともあります。
その点、ココナラのような話し相手サービスであれば、HSPゆえの疲れやすさを説明する必要も、理解してもらえるか不安に思う必要もなく、感じたことをそのまま話すことができます。
電車の中の物音がずっと気になって、家に帰った頃にはもうくたくたになっている、といった周りには理解されにくい感覚も、遮られずに最後まで聞いてもらえる時間があります。
「またこの話か」と思われるのではないかという不安が、身近な相手には話す前から働いてしまうこともあります。
もちろん、話したからといって毎回すっきりするとは限りません。相手によっては、良かれと思ってアドバイスを重ねてくることもあり、かえって説明を求められているように感じてしまう場合もあります。
ステップ4:相談相手を選び、続けるかどうかを決める
最後は、相談相手を選び、続けるかどうかを決める段階です。
身近な人に話して、心配されすぎたり、「気にしすぎ」と流されたりした経験がある方もいるのではないでしょうか。
相談相手を選ぶ際は、「特性そのものを否定せずに聞いてくれるか」「無理に改善策を提案してこないか」を意識してみると、選びやすくなります。
HSPというテーマは、変えることよりも、まず理解されることの方が必要な場面が多いからです。
一度話してみて、少し肩の力が抜けたと感じられたなら、その相手をこれからも頼りにしてみるのも一つの方法です。
自分に合う相手が見つかるまで、何人かと話してみることになっても、それは遠回りではありません。
逆に、話した後にどこか疲れが増したと感じるなら、それは相性のサインとして受け止めていいかもしれません。
選ぶ基準に迷ったときは、深く考えすぎず、まず一度だけ試してみるくらいの軽さで十分です。
すべての人にすぐ話す必要はありません。
まずは、今日感じた小さな疲れを一つ、誰かに話してみることから始めてみませんか。
それが、HSPの相談を一人で抱え込まないための、最初の具体的な一歩になります。
その一歩は、大きな決断である必要はなく、ほんの数分の会話から始めても構いません。
今日感じた疲れを、今日のうちに誰かに預けてみる。それだけで、明日の朝の気持ちは少し変わってくるかもしれません。
相談していいのかどうか迷う気持ちそのものについて、もう少し掘り下げて考えてみたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。