「この年齢になってまで、こんな気持ちになるなんて」。ふとした瞬間、自分自身にそう呟いてしまったことはないでしょうか。40代で誰かを想う気持ちは、若い頃のそれとは違う戸惑いを連れてくることがあります。
気持ちに気づいた日のこと
ある女性は、職場の何気ない会話の中で、ふと自分がその人のことを目で追っていることに気づいたと話していました。恋愛からしばらく距離を置いていたはずなのに、心が動いてしまう。その事実に、自分でも一番驚いたそうです。
40代になると、恋愛感情は「もう卒業したもの」だと思い込んでいる人も少なくありません。だからこそ、久しぶりに芽生えた気持ちに、戸惑いや気恥ずかしさを感じてしまうのかもしれません。
例えば、相手のSNSの投稿を何度も見返してしまったり、次にいつ会えるかを考えて仕事に集中できなかったり。若い頃には気にも留めなかったような些細な行動に、自分でも戸惑う人は多いようです。この「若い頃と同じ反応をしている自分」への違和感が、悩みをより複雑にしている面もあるでしょう。
周囲に話した場合と、話さなかった場合
友人に話してみたという人もいれば、最後まで誰にも打ち明けなかったという人もいます。話した人の中には、「気にしすぎじゃない」と軽く流されてしまい、かえって気持ちを閉じてしまったという声もありました。一方で、誰にも話さなかった人は、感情を一人で抱え続けた結果、相手への態度がぎこちなくなってしまったというケースも見られます。
失敗しやすいのは、感情を認めないまま「気のせいだ」と自分に言い聞かせ続けることです。反対に、たとえ結論が出なくても気持ちを一度言葉にできた人は、心の負担が軽くなったと感じることが多いようです。誰かに話した後、気持ちが軽くなったかどうかは、その相談方法が自分に合っているかを見極める材料になりそうです。
友人でも家族でもない相談先という選択
身近な人に話すことをためらう理由の一つに、「知られたくない」という感覚があります。特に40代になると、周囲との関係が長く、生活も密接に絡み合っているため、感情を打ち明けることで関係性そのものが変わってしまうことを恐れる人もいます。
そうした背景から、占いを利用して自分の気持ちを言葉にするという選択をする人もいます。
占いという場には、日常の人間関係にはない特有の距離感があります。占い師はあなたの職場や家庭の事情を知らず、相手との関係にも利害を持たない第三者です。そのため、誰かに知られる心配をせず、匿名のまま気持ちを話せるという安心感があります。結果を当てることより、話すこと自体に意味があるという感覚を持つ人も多いようです。自分でも整理しきれていなかった感情に、話しているうちに気づくこともあるでしょう。
比較してみて見えてきたこと
友人に話す、家族に話す、誰にも話さない、占いを利用する。どの方法にも一長一短があり、正解が一つだけあるわけではありません。ただ、共通して言えるのは、感情を言葉にする機会があるかどうかで、その後の気持ちの落ち着き方が変わってくるという点です。
自分の状況や性格に合った相談先を選ぶことが、遠回りのようで実は一番の近道なのかもしれません。
何歳になっても、心が動くことに理由はいらないのではないでしょうか。その気持ちとどう向き合うかは、自分自身が決めていいことだと思います。
気持ちを言葉にできないまま抱え続けている背景には、思っている以上に根深い原因があることもあります。その原因について掘り下げた記事もあわせてご覧ください。