健康について、ちょっとした不調や不安を感じたとき、誰に話せばいいのか分からなくなること、ありませんか。
病院に行くほどではない気もするし、家族に話せば心配をかけてしまいそうで言い出しにくい。
そんな中途半端な気持ちのまま、一人で抱えてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、健康の相談を話し相手サービスに話すという選択について、よくある疑問をQ&A形式で整理してみます。
Q. 病院に行くほどではない不調も、誰かに話していいのか
話していいと思います。
健康の悩みは「診断がつくかどうか」だけで測れるものではなく、気になっているという事実そのものに、話す価値があるのではないでしょうか。
少し疲れが取れにくい、寝つきが悪い、そういった不調は、病院に行くべきかどうかの判断がつきにくいからこそ、余計にモヤモヤが長引きやすいものです。
正直なところ、健康の話は「大げさに思われたくない」という気持ちが働きやすいテーマですよね。
誰かに話そうとしても「気にしすぎじゃない?」と言われるのが怖くて、結局そのまま飲み込んでしまうこともあるかもしれません。
実際に、寝つきの悪さが続いていることを職場の同僚にぽつりと話したところ、「そんなの気にしすぎだよ」と軽く流されてしまい、それ以来その話題を避けるようになった、という声もあります。
深刻ぶらずに話したつもりが、深刻に受け止めてもらえないというすれ違いも起こりやすいのかもしれません。
Q. 家族に健康の相談をすると、なぜ話しにくくなることがあるのか
家族に健康の相談をすると、心配のあまり過剰に反応されてしまうことがあります。
ちょっとした不調を話しただけなのに、すぐに病院を勧められたり、深刻に受け止められすぎたりして、話したことをかえって後悔してしまう、という経験がある方もいるのではないでしょうか。
ただ「最近ちょっと調子が悪くて」と言いたかっただけなのに、気づけば家族総出で心配される流れになっていた。そんな場面に気まずさを感じたことはありませんか。
家族という関係の近さゆえに、軽い気持ちで話した一言が、思った以上の反応を引き出してしまうことがあります。
それが分かっているからこそ、あえて話さずに済ませてしまう人も多いのかもしれません。
たとえば、頭痛が続いていることを親に話したところ、すぐに大きな病気を心配され、根掘り葉掘り聞かれてしまい、かえって不安が増してしまった、という経験を持つ方もいます。
心配してくれる気持ちはありがたい一方で、自分のペースで状況を整理する時間がないまま、周りの反応に気持ちが引っ張られてしまうこともあるようです。
Q. 話し相手サービスに健康の相談をすると、何が変わるのか
話し相手サービスに健康の相談をする一番の違いは、相手が過剰に心配する立場にないという点です。
家族や親しい友人は、あなたの不調を聞くと自分ごとのように心配してしまいますが、話し相手は適度な距離を保ちながら、今の気持ちをそのまま受け止めてくれます。
こうした話し相手を探す方法のひとつとして、ココナラのようなスキルシェアサービスを利用する人も増えています。
体調に関する雑談や愚痴の聞き役を専門にしている出品者に、単発の相談として話を聞いてもらえるため、家族や職場に心配や噂が広がる心配がないのが特徴です。
診断や治療を目的とするものではありませんが、気になっていることをただ言葉にできる相手がいるだけで、気持ちの負担は軽くなることがあります。
利用する際は、医療従事者ではない出品者も多いことを踏まえ、あくまで話を聞いてもらう場として捉えておくと使い方を見誤りにくくなります。
家族への相談は「一緒に心配してくれる安心感」がある一方で、話し相手への相談は「心配されすぎずに、今の状態をそのまま話せる安心感」があります。
この違いは、実際に体験してみて初めて分かるものかもしれません。
Q. 健康の相談を話し相手にするのは、受診を先延ばしにすることにならないか
そうならないよう、意識しておきたい視点があります。
話し相手サービスは、体調の判断や診断を目的とするものではなく、気になっている気持ちを言葉にして、自分の状態を見つめ直すための時間です。
話すこと自体が受診の代わりになるわけではないと捉えておくと、使い方を見誤らずに済みます。
気になる症状が続いている場合や、明らかに体調の変化を感じる場合は、話し相手に話すことと並行して、専門的な判断が必要な場面もあります。
話すことと相談することを、状況に応じて分けて考える視点を持っておくと安心です。
反対に、話すことだけで安心しきってしまい、実際には受診が必要な状態を見過ごしてしまうと、本来の目的から外れてしまいます。
話した結果、少しでも気になる部分が残るようなら、専門的な判断を仰ぐ方向を選んでおくと、より安心して過ごせるのではないでしょうか。
気持ちを整理したいのか、専門的な判断がほしいのか。今の自分がどちらを必要としているかを意識してみると、相談する相手も自然と見えてくるはずです。
誰かに話すことは、体調の弱さを認めることではなく、自分の状態ときちんと向き合おうとしている証なのかもしれません。
健康の相談は、大げさに思われることを恐れて飲み込むものではないのかもしれません。誰かに話すことは、弱さの表れではなく、自分の状態にきちんと向き合おうとしている証だと捉え直してみると、話すこと自体への抵抗が少し変わっていくのではないでしょうか。
健康にまつわる悩みが一人の中で解決しにくい理由については、こちらの記事でも詳しく触れています。