LINE公式アカウントを開設したものの、配信の反応が薄い、ブロック率が下がらない、そんな状態が続くと、次に何を変えればいいのか分からなくなってしまうことがあります。
「運用代行(LINE)」という言葉を目にしても、いきなり外部に任せることに踏み切れない方も多いようです。今回は、依頼を検討する前に自分で確認できる3つのステップに沿って整理してみます。
ステップ1.配信の目的を、一文で言えるか確認する
まず見直したいのは、配信そのものの目的です。「とりあえずお知らせを送る」だけの配信を続けていると、友だち登録者にとって価値が感じられず、少しずつブロックにつながってしまいます。
例えば、来店促進を目的にしているはずのアカウントが、毎回同じフォーマットのセール告知だけを送り続けていたところ、開封率が徐々に下がり、半年で登録者の2割近くがブロックしていたという例もあります。原因を辿ると、配信内容が「送る側の都合」だけで組まれており、受け取る側にとっての理由づけが抜けていたことが多いようです。
目的が曖昧なまま配信頻度だけを増やしても、反応は改善しにくいため、まずはこのステップで立ち止まって考えてみる価値がありそうです。
ステップ2.独学での改善と、経験者に相談することの違いを知る
目的を見直したあとも、実際にどう改善すればいいのか分からず、手が止まってしまうことがあります。ここで独学を続けるか、誰かに相談するかという分かれ道が出てきます。
自分のアカウントに時間をかけてきたからこそ、他人に任せることへの迷いが生まれるのかもしれません。
独学での試行錯誤は、配信文言やタイミングを少しずつ変えながら反応を見ていく方法になりますが、経験者に相談する場合は、業種ごとに効果が出やすい配信の型や、ブロック率が上がりやすい配信パターンをすでに知った上で、具体的な改善案を提示してもらえます。この違いは、手探りで一つずつ試すのか、すでに分かっている地図をもとに進めるのかというくらい明確です。
実際に、配信時間を平日夜から週末の午前中に変えただけで開封率が上がったケースや、クーポン配信の頻度を週2回から週1回に減らしたことでブロック率が改善したケースもあります。こうした調整は、自分のデータだけを見ていても気づきにくい部分です。
ステップ3.運用代行に依頼する範囲を、具体的に決めてみる
相談する価値があると感じたら、次に決めておきたいのが依頼範囲です。運用代行(LINE)を利用する場合、配信文の作成のみを任せるプランから、セグメント配信の設計、リッチメニューの構成、友だち追加の導線づくりまで含めたプランまで幅があります。
いきなりすべてを任せることに抵抗があるなら、まずは配信データの分析だけを依頼して、自分の配信のどこに改善余地があるかを把握するところから始める方法もあります。
判断材料の例:配信の目的を一文で説明できるか、直近3回の配信の開封率やブロック率を把握しているか、配信内容が受け取る側の視点で組まれているか。この3点のうち2つ以上が曖昧なら、依頼範囲を決める段階に進んでみる価値がありそうです。
今日、最初にできることは何か
3つのステップを振り返ると、最初に手をつけやすいのはステップ1の「配信目的の言語化」です。ここは今日中にも一人で取り組める部分になります。
そのうえで、改善の糸口が見つからない、あるいは時間的に余裕がないと感じたら、ステップ3で挙げた依頼範囲を具体的に書き出してみることをおすすめします。範囲を決めておくだけでも、相談する際のやり取りがスムーズになります。
今日できることは、配信の目的を一文にしてみることです。そのうえで、改善が自分だけでは難しいと感じた部分については、依頼する範囲を具体的に決めてから相談してみるという進め方も、選択肢の一つとして残しておいてよさそうです。
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