スマホのアルバムに増え続ける愛犬の写真を見ながら、これが家族のトークで使えたら楽しいだろうな、と考えたことはありませんか。
ココナラで探してみると、写真や似顔絵からLINEスタンプを作ってくれる出品はすぐに見つかります。
ただ、依頼を決める前に一つだけ知っておきたいのが、LINEスタンプは画像を受け取っただけでは使えず、LINE側への申請と審査を経て初めて使えるようになるという点です。
この記事では、ココナラでLINEスタンプを頼むときに見落とされやすい「申請」に焦点を当てて、誰が申請するのか、どちらの出品を選べばいいのか、取引の中で何を確かめておけばいいのかを解説します。
「画像は届いたのに、使えない」と戸惑った依頼者の話
ある50代の女性は、孫の似顔絵でLINEスタンプを作ろうと、ココナラで8個セットの出品を購入しました。
仕上がりには大満足だったものの、トークルームに届いたのはPNG形式の画像ファイル一式で、そこから先の手順が出品ページにはほとんど書かれていなかったそうです。
LINEスタンプとして使うには、LINE Creators Marketに自分で登録し、画像をアップロードして申請し、審査を通過したうえで販売を開始する必要があります。
彼女は登録画面の入力項目を前にして、しばらく手が止まってしまったと話していました。
「スタンプを頼んだ」つもりでも、実際に買っていたのは「スタンプ用の画像」だった、という食い違いは意外と起こりやすいものです。
これは出品者の不手際というより、LINEスタンプの仕組みそのものに理由があります。
LINEスタンプは、申請した人の名義で、LINEの中に一つの商品として登録されるものです。
そのため、出品者によって「申請は購入者ご自身で」とするサービスと、申請まで代わりに行うサービスとに分かれています。
購入前に、自分が選ぼうとしている出品がどちらなのかを確かめたことはあるでしょうか。
自分で申請する出品と、申請代行込みの出品を比べる
ココナラのLINEスタンプの出品は、申請の扱いで大きく2つに分かれます。
自分で申請する出品の良さは、スタンプが自分の名義で登録される点です。
販売したときの収益は申請した本人のアカウントに入り、あとから価格を変えたり販売を止めたりといった管理も自分でできます。
そのぶん、LINE Creators Marketへの登録やスタンプのタイトル・説明文の入力、審査で差し戻されたときの対応は、基本的に自分で行うことになります。
申請代行込みの出品は、画像の制作から申請、審査の対応までをまとめて任せられるのが強みです。
パソコンの操作に自信がない方や、とにかく早く家族のトークで使い始めたい方には、手間の少なさが大きな魅力になります。
一方で、代行の方法によっては出品者側のアカウントで申請されることがあり、その場合は収益の受け取りや販売後の管理が自分の手元に残りません。
比べるときの目安:自分や家族で使うことが中心なら、手間の少ない申請代行込みでも困る場面は少なめです。販売して収益を得たい、店舗やブランドとして育てたいなら、自分の名義で申請できる形を選ぶほうが後悔しにくくなります。
つまり、判断の分かれ目は「代行してもらえるかどうか」そのものではありません。
大切なのは、完成したスタンプを誰の名義で登録したいのかという点です。
申請代行をうたう出品の中にも、購入者のアカウント情報を使って購入者名義で申請するのか、出品者の名義で申請するのかで違いがあるため、見積り相談やメッセージで「どちらの名義で申請されますか」と一言聞いておくと安心です。
あなたが作りたいのは、身内で楽しむスタンプと、人に買ってもらうスタンプの、どちらに近いでしょうか。
ココナラのLINEスタンプの出品ページでは、サービス内容の欄に申請代行の有無や対応範囲が書かれていることが多く、名義を見分ける手がかりになります。
気になる出品が見つかったら、絵柄とあわせて申請を誰の名義で行うかを確かめておくと、目的に合う出品を選びやすくなります。(PR)
申請の前に、取引の中で確かめておきたいこと
名義のほかにも、申請の段階でつまずきやすいポイントがいくつかあります。
一つは審査で差し戻されたときの対応で、LINEには独自の審査ガイドラインがあり、内容によっては修正を求められることがあります。
差し戻し後の修正が料金に含まれるのか、追加の費用がかかるのかは出品によって異なるため、ココナラの出品ページの説明欄や見積り相談で、購入前に確認しておくと慌てずに済みます。
もう一つはスタンプの個数で、LINEスタンプは8個から40個まで、決められた個数単位でしか申請できません。
「10個だけ欲しい」と思っても、実際には16個セットで申請する必要があるため、どの個数で頼むかを最初に決めておくと見積りがスムーズになります。
また、お店の宣伝のためにスタンプを作りたいと考えている方もいるかもしれません。
LINE Creators Marketのガイドラインでは、有料スタンプを宣伝目的で販売することや、告知文・企業ロゴだけを載せたスタンプは認められていません。
お店のキャラクターを日常会話で使える表情やセリフに落とし込むなど、ガイドラインに沿った形で作れるかどうかを出品者と相談しながら進めると、審査で止まる可能性を下げられます。
それでもココナラでLINEスタンプを頼む価値
ココナラでLINEスタンプを頼む一番の価値は、絵柄と申請の手厚さを並べて比べたうえで、自分に合う出品者を選べる点にあります。
写真の切り抜きから、ゆるいイラスト、似顔絵まで絵柄の幅が広く、出品ページの説明を見れば申請代行の有無や対応範囲もある程度わかります。
支払いはココナラが仲介する前払い制で、やりとりはトークルームに残るため、個人に直接頼むよりも条件の食い違いが起きにくい面もあります。
購入時には、サービス価格とは別に購入者側のサービス手数料5.5%がかかる点だけ、予算に入れておきましょう。
反対に、出品者のほとんどは個人のため、申請や審査のサポートがどこまで手厚いかには大きな差があります。
出品ページに「登録申請はご自身で」とだけ書かれ、手順の説明がないサービスもあり、パソコンの操作が苦手な方にとっては、そこが大きな壁になりかねません。
この壁は、購入前のひと手間でかなり低くできます。
申請代行の有無、申請する名義、差し戻し時の修正の扱いの3点を、見積り相談やメッセージであらかじめ聞いておけば、「届いたのに使えない」という状況はぐっと避けやすくなります。
自分で申請する形を選ぶ場合でも、手順の案内をつけてくれる出品者を選べば、初めての申請でも一人で抱え込まずに済むはずです。
家族や友人と使うスタンプを気軽に作りたい方にとって、これだけの選択肢から選べる場はそう多くないのではないでしょうか。
写真の切り抜きから似顔絵まで、ココナラには絵柄も申請のサポートもさまざまなLINEスタンプの出品が並んでいます。
申請代行の有無と申請する名義の2点を出品ページで確かめながら比べると、家族で使うのか販売するのかという目的に合う依頼先が見えてきます。(PR)
まとめ:申請まで含めて頼っていい
LINEスタンプの依頼では、画像の出来栄えと同じくらい、申請を誰がどの名義で行うかが満足度を左右します。
自分で使うなら申請代行込みで手間を省き、販売するなら自分の名義で申請できる形を選ぶ、というように、目的から逆算して出品を選ぶのが近道です。
申請が不安なら、そこまで含めて出品者に頼ることは丸投げではありません。「どちらの名義で申請されますか」と一言聞くところから、あなたのスタンプづくりは動き出します。
自分で調べて進めようとしたけれど、登録や申請の画面で手が止まってしまった、という経験がある方は、一人で抱えることの限界について書いたこちらの記事も読んでみると、気持ちが軽くなるかもしれません。