夜中にサビの一行だけを何度も書き直して、結局また最初の言葉に戻ってしまうことはありませんか。
自分で作詞をしていると、そんな堂々巡りに心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
誰かに見てもらいたい気持ちはあっても、友人に見せるのは照れくさく、作詞講座に通うほどの時間やお金もないものですよね。
そこでココナラの作詞の添削が気になり始めたものの、本当に役に立つのか、自分の言葉を否定されるだけではないかと迷っている方もいるかもしれません。
この記事では、作詞の添削を受けるとどんな変化が起きやすいのか、独学や知人に見せる方法と比べながら、出品者の選び方と送り方まで掘り下げていきます。
一人で書き直し続けた歌詞を、添削に出した人に起きること
たとえば、自作曲に合わせて作詞を続けている20代のある方は、同じ歌詞を三か月近く書き直していました。
言葉を入れ替えるたびに良くなった気もする一方で、どこが悪いのかは自分でもはっきりしないままでした。
思い切って添削に出したところ、返ってきた指摘の中心は、個々の言葉の良し悪しではありませんでした。
一番の歌詞は「僕」の視点なのに、サビだけ急に第三者の目線になっていて、聞き手がどこに立てばいいか分からなくなっているという指摘です。
言葉をいくら磨いても良くならなかった理由が、構造の側にあったわけです。
作詞の悩みは、このように言葉選びの問題に見えて、実は視点や時間の流れ、サビで何を言い切るかといった設計の問題であることが少なくありません。
自分で書いた歌詞は内容を知りすぎているぶん、初めて聞く人の戸惑いに気づきにくいものです。
書き直しても良くならないのは、才能が足りないからではなく、自分の歌詞を初めて聞く人の耳で聞けないからかもしれません。
三か月の堂々巡りが、一度の添削で抜け出せる糸口に変わることもあります。
あなたが今書き直し続けている歌詞にも、言葉以外のところに引っかかりが隠れているのではないでしょうか。
独学・知人・ココナラの添削、それぞれで得られるもの
作詞の悩みを抱えたとき、選べる手段はいくつかあります。
それぞれ得られるものが違うため、自分が今ほしいものに合わせて選ぶのが近道です。
独学:本や動画で技法は学べるが、自分の歌詞のどこに当てはまるかは自分で判断するしかない/知人に見せる:素直な感想はもらえるが、遠慮が入りやすく、改善点までは言葉になりにくい/ココナラで添削を受ける:作詞に慣れた第三者から、自分の歌詞に即した具体的な指摘をもらえる
ココナラで添削を受ける強みは、知り合いではない相手だからこそ、遠慮のない具体的な指摘をもらいやすい点にあります。
公式アプリの説明でも、やりとりは非公開でオンラインで完結し、匿名で登録できると案内されているため、発表前の歌詞を見せることへの抵抗も小さくできます。
出品者の実績ジャンルや評価を見てから選べるので、ロック寄りの歌詞ならロックを得意とする人、アイドル曲ならその分野に詳しい人、と相性で選べるのも独学や知人にはない良さです。
身近な人に見せられずにきた歌詞ほど、この距離感が助けになるのではないでしょうか。
作詞の添削は、出品ページのどこを見て選べばいい?
一口に作詞の添削といっても、出品の中身はかなり幅があります。
気になる点を指摘してくれるだけのものもあれば、具体的な書き直し案まで出してくれるもの、仮歌やメロディを聞いたうえで言葉の響きまで見てくれるものもあります。
料金は数千円から受けられる出品もあり、書き直しの量ややりとりの回数が増えるほど上がる傾向があります。
出品ページで確かめたいのは、まず対象となる分量です。
一曲まるごとなのか、ワンコーラスまでなのか、文字数や行数に上限があるのかで、同じ料金でも受けられる内容は変わります。
次に、書き直し案の有無と、添削を受けた後に質問できる回数も大切です。
指摘だけを受け取っても、どう直せばいいか分からなければ、また一人で悩む時間に戻ってしまいますよね。
メロディに言葉が乗るかどうかを見てほしい場合は、音源を送れるかどうかも購入前に確認しておくと安心です。
迷ったときは、購入前のメッセージで「自作曲の歌詞で、サビの視点がぶれていないかを特に見てほしいのですが対応できますか」と聞いてみる方法もあります。
返信の丁寧さや、こちらの悩みを汲み取ろうとする姿勢からも、相性はある程度見えてくるものです。
あなたの歌詞には、どこまで踏み込んだ添削が合いそうでしょうか。
添削を受けても、うまくいかないことがある場面
もちろん、添削を受ければ必ず良い歌詞になるわけではありません。
よくあるのが、指摘をすべて取り入れた結果、整ってはいるものの自分らしさが薄れた歌詞になってしまうケースです。
添削する側にも好みや得意な作風があるため、相性が合わないと、自分の書きたい方向とは違う直し方を提案されることもあります。
また、正解の歌詞を一つもらえると期待していると、指摘の多さに気持ちが沈んでしまうかもしれません。
こうした行き違いを避けるには、添削に出す前に「ここだけは残したい」という一行や言葉を伝えておくことです。
残したいものが分かっていれば、出品者もそれを生かす方向で直し方を考えられます。
そのうえで、自分の歌詞を客観的に見てもらった経験がない方や、書き直しの堂々巡りから抜け出したい方には、作詞の添削は十分に試す価値のある手段です。
指摘は正解ではなく、自分で選び直すための材料だと思えると、受け取るときの気持ちも少し軽くなりませんか。
送る前に決めたいのは、「一番迷っている箇所」と「残したい一行」
作詞の添削をうまく生かせるかどうかは、送る前の準備で大きく変わります。
歌詞をそのまま送るよりも、一番迷っている箇所と、どうしても残したい一行を添えるだけで、返ってくる添削の具体性はぐっと上がります。
今書き直している歌詞を開いて、その二つに印をつけるところから始めてみると、ずっと止まっていた手が動き出すかもしれません。
作詞の悩みは、言葉ではなく視点や構造の問題であることも少なくありません。ココナラの添削は、遠慮のない第三者の目を借りる手段です。送る前に「一番迷っている箇所」と「残したい一行」を決めて言葉にすることが、添削を生かす一歩になります。
何度も書き直しては手放せずにいる歌詞がある方は、一人で抱え続けることの重さについて、こちらの記事でも向き合ってみてください。