MENU

【サービスチラシ作成】魅力が伝わるチラシの外注ガイド

入稿の締切が3日後に迫っているのに、テンプレートの「サービス内容」の欄を前に、手が止まったままになっていませんか。

形のないサービスを紙一枚で伝えるのは、商品の写真を載せるよりずっと難しく感じますよね。

この記事では、サービスチラシ作成で魅力が伝わらなくなる理由と、外注するときの相手の選び方、頼むときの気持ちの持ち方を、比べながら見ていきます。

目次

サービスの魅力が伝わらないのは、内容ではなく「書き方の向き」のせいかもしれません

たとえば、自宅でネイルサロンを開いたある女性が、最初にチラシを作ったとします。

メニュー一覧、料金表、住所、そして自分の施術例の写真が、きれいに並んでいました。

情報は正確で丁寧なのに、受け取った人には「素敵だけれど、自分が行く理由が分からない」と映ってしまうことがあります。

サービスは手に取れないため、読み手は利用したあとの自分を想像できたときに、はじめて価値を感じるからです。

自分のサービスの良さは自分が一番分かっているはず、と思うほど、かえって書けなくなることがありますよね。

その女性が、知人から「来るお客さんは、来る前に何に困っていますか」と聞かれたとします。

答えているうちに、爪が割れやすくて人前で手を隠しがちだった方が多いことに、本人が気づきます。

そこでチラシの主役を、メニューの一覧から「手を出すのが楽しみになる」という変化に置き換えます。

サービスチラシは、やることの一覧ではなく、利用した人の変化を書く紙です。

確かめる目安は、書いた文の主語が「私は」から「あなたは」に変わっているかどうかです。

あなたのチラシの主語は、どちらになっているでしょうか。

サービスチラシ作成では、魅力を語る前に「不安を先に減らす」必要があります

商品なら、写真を見て納得して買う流れがありますが、サービスは試す前に判断されます。

そのため読み手は、「どんな人が担当するのか」「何をされるのか」「料金は妥当なのか」という不安を抱えたまま、チラシを眺めています。

たとえば学習塾のチラシで、合格実績を大きく載せる一方、体験授業の流れがどこにも書かれていないと、問い合わせの一歩が重くなりがちです。

逆に、体験の所要時間、持ち物、当日の流れまで書いてあれば、読み手の心の距離は縮まりやすくなります。

失敗例として多いのは、不安を消したい気持ちから「必ず」「絶対に」といった言葉を使ってしまうことです。

効果を保証する表現は、かえって読み手に警戒され、信頼を損ないやすくなります。

効果の断定表現は避け、業種によって広告表現の決まりがある場合は、外注先に最初に伝えておくと安心です。

判断の目安は、初めて来る人が当日までに感じる不安を3つ挙げ、そのすべてにチラシ内で答えているかどうかです。

あなたのサービスを初めて利用する人は、どこで一番迷いそうでしょうか。

外注先は3タイプに分かれます。選ぶ軸は「仕上げだけか、言葉からか」です

サービスチラシ作成の外注先は、大きく3つに分けて考えられます。

1つ目は知人や家族に頼む方法で、気軽に頼めて費用も抑えやすい一方、修正を言い出しにくく、遠慮が仕上がりに出ることが多いようです。

2つ目は印刷会社のデザイン込みのプランで、印刷までまとめて進む手軽さがありますが、載せる内容はこちらで用意する前提になっていることが多くなります。

3つ目は、ココナラのようなスキルシェアサービスで、個人のデザイナーやライターに頼む方法です。

気軽さなら知人、印刷までの一括なら印刷会社、伝える言葉から相談したいなら個人のプロが向いています。

ここで、選ぶ軸は、見た目の仕上げだけを頼みたいのか、伝える言葉から一緒に考えてほしいのかです。

サービスの魅力は形がないため、言葉の部分が弱いと、どれだけ見た目を整えても届きにくくなります。

個人のプロに相談する価値は、自分では当たり前になっている強みを、外の目で拾ってもらえる点にあります。

チラシ作成に慣れた人は、初めて見る人がどこで手を止めるかを見慣れているため、「この料金の根拠は、先に書いたほうが安心されます」といった指摘が期待できます。

個人のプロの中には、デザインだけでなく、キャッチコピーや構成から相談に乗る方もいます。

結果を保証できるわけではありませんが、一人で書き直し続けるより、視点が増えることは確かです。

あなたが頼みたいのは、仕上げの部分でしょうか、それとも言葉の部分でしょうか。

「こんなことで頼っていいのか」という遠慮は、頼み方で小さくできます

外注を考えるとき、多くの方が「自分のサービスなのに、人に頼っていいのだろうか」と立ち止まります。

けれど、頼るというのは、丸ごと任せることとは少し違います。

遠慮が強く出ると、情報を出し渋って当たり障りのないチラシになったり、違和感があるのに修正を言い出せなかったりしがちです。

遠慮をほどく具体的な手順は、3つの質問に答えて、そのまま伝えることです。

誰が、どんな状態でサービスを探していて、利用したあとにどうなってほしいのか、という3つです。

この3つが言葉になっていれば、依頼文は「40代の共働きの方が、家事の負担で疲れ切った状態から、週末を穏やかに過ごせるようになる家事代行を、チラシで伝えたいです」といった形で書けます。

ココナラでは、出品者によって購入前にメッセージで質問できる場合もあり、「こんな内容でも頼めますか」と確かめてから決める使い方もできます。

いきなり依頼を決めなくても、相談の入口があると、遠慮の重さは少し軽くなります。

頼ることは、サービスの魅力を人任せにすることではなく、自分の中の材料を外に出す作業です。

その材料が手元にあれば、形にする部分は相手が手伝ってくれます。

頼む前の遠慮を、一つだけ言葉にするとしたら、どんな気持ちになるでしょうか。

サービスの魅力は、外から見たほうがはっきり見えることがあります。人に頼っていいと一度認めることが、サービスチラシ作成を進める最初の一歩です。

「こんなことで頼っていいのか」と迷う気持ちについては、こちらの記事でも触れています。

相談していいのか、悩むのは無駄な理由

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次