新NISAが始まってから、周りが少しずつ口座を開設していく話を聞くたびに、自分も何かしなければと思いながら、結局手をつけられずにいる、という人もいるのではないでしょうか。副業として資産形成に取り組もうとしても、最初の一歩でつまずいてしまうことは珍しくありません。
ステップ1・新NISAの制度を理解する段階でつまずく
成長投資枠とつみたて投資枠、非課税保有限度額といった言葉が並ぶだけで、すでに気持ちが折れてしまいそうになる人もいるでしょう。新NISAは以前の制度に比べて非課税枠が拡大され、長期的な資産形成がしやすくなった一方で、制度自体の理解に時間がかかるという声も多く聞かれます。
特に、二つの枠をどう使い分ければいいのか、限度額まで使い切る必要があるのかといった疑問は、調べても人によって説明の仕方が微妙に違い、かえって混乱してしまうこともあるようです。制度そのものを完璧に理解してから始めようとすると、いつまでも一歩目が踏み出せなくなるという側面もあります。
分からないまま調べ続けている時間そのものが、少しずつ負担になっていることもあるのではないでしょうか。
ステップ2・銘柄や商品選びで手が止まる
制度をなんとなく理解できたとしても、次に立ちはだかるのが具体的な銘柄や投資信託の選び方です。インデックスファンドがいいと聞けば選んでみようと思う一方で、本当にそれで自分に合っているのか、他にもっと良い選択肢があるのではないかと考え出すと、比較検討だけで何週間も経ってしまうこともあります。
新NISAを副業として資産形成に活用しようとしている人の中には、少額から始めればいいと分かっていても、最初の一本を選ぶことに強いプレッシャーを感じてしまう人も少なくないようです。間違った選択をして後悔したくない、という気持ちが強いほど、逆に一歩が重くなってしまう場合もあります。
要点として、新NISAでつまずきやすいのは制度の複雑さそのものよりも、自分に合った選択を一人で見極めようとする段階にあることが多いようです。
ステップ3・独学で調べ続けることの限界を感じる
ここまで独学で頑張ってきた人ほど、ある時点で情報の海に疲れてしまう瞬間が訪れることがあります。SNSや比較サイトを見るたびに違う意見が出てきて、結局どれを信じればいいのか分からなくなってしまう、という経験に心当たりがある人もいるでしょう。
そんなとき、実際に新NISAを活用してきた経験者に、自分の状況を踏まえたうえで話を聞いてみるという選択肢があります。例えばココナラのようなスキルマーケットでは、資産形成に副業感覚で取り組んできた個人に、自分の枠の使い方や銘柄選びの考え方を個別に相談できるサービスも存在します。一般論としての情報ではなく、「自分の年齢や収入だとどんな配分が現実的か」といった具体的な問いに答えてもらえる点は、独学の情報収集とは大きく違う部分です。
独学だけで進めると、正しい方向に進んでいるかどうかの確認が取れないまま時間だけが過ぎていくこともあります。経験者に話を聞くことは、その不安を早い段階で解消する手段の一つと言えそうです。
ステップ4・今の自分に必要な行動を見極める
すべての人がすぐに誰かへ相談すべきだ、というわけではありません。まずは自分がどの段階で止まっているのかを見極めることが大切です。制度の理解でつまずいているのか、銘柄選びで止まっているのかによって、必要な行動は違ってきます。
判断の目安としては、同じ疑問を一ヶ月以上抱えたままになっているかどうかが一つの基準になりそうです。長く止まっている場合は、一人で抱え続けるより、経験者の視点を借りたほうが状況が動きやすくなることもあるでしょう。
新NISAをどう活用するかは、今すぐ完璧な答えを出さなければいけないものではありません。今は情報を集めながら考えている段階だと認めたうえで、自分のペースで次の一歩を探していくことも、一つの向き合い方ではないでしょうか。
ここまで新NISAで止まりやすいポイントを見てきましたが、そもそも人に頼ることと、丸投げしてしまうことの違いが気になっている人もいるかもしれません。