SNSで稼ぐことを目標に副業を始めてみたものの、思うように収益につながらず、このまま続けていいのか分からなくなる瞬間があるかもしれません。今回は、SNSで稼ぐまでの道のりを、いくつかの段階に分けて整理してみます。
ステップ1:そもそも「稼ぐ」の定義を決められているか
SNSで稼ぐと一言でいっても、月に数千円のお小遣い程度を目指すのか、本業に近い金額を目指すのかによって、必要な戦略はまったく変わってきます。この目標設定があいまいなまま投稿を続けていると、何をもって「うまくいっている」と判断すればいいのか分からなくなってしまいます。
たとえば、月1万円を目指す場合と月10万円を目指す場合では、必要なフォロワー数も、選ぶべき収益化の方法も異なります。最初に具体的な金額目標を決めておくことが、その後の判断のすべての基準になります。目標が曖昧なまま「なんとなく稼げたらいい」と思っている段階では、努力の方向性そのものが定まりにくくなります。
ステップ2:収益化の手段を1つに絞れているか
SNSで稼ぐ方法には、広告収益、アフィリエイト、自作商品の販売、企業案件など複数の選択肢があります。初心者のうちからこれらを同時に進めようとすると、それぞれの作業に手が回らず、どれも中途半端になってしまうことがあります。
たとえばアフィリエイトから始めた場合、まずは紹介する商品と自分の発信内容の相性を見極めることに集中します。複数の手段を並行して試すのは、ある程度の土台ができてからでも遅くありません。
ステップ3:数字を継続して見る習慣があるか
SNSで稼ぐためには、投稿の反応やフォロワーの推移といった数字を定期的に確認する習慣が欠かせません。ただ、数字を見ること自体が苦手で、感覚だけで投稿を続けてしまっている方も少なくありません。
数字を見ずに投稿を続けていると、何が反応につながっているのか、何が反応を下げているのかが分からないまま、同じやり方を繰り返してしまいます。週に一度、投稿ごとの反応を振り返る時間を作るだけでも、次の投稿の精度は大きく変わります。感覚だけに頼るのではなく、数字という判断材料を持つことが、稼ぐための土台になります。
ステップ4:結果が出ない期間を、どう受け止めるか
ステップ1から3を踏んでも、すぐに結果が出るとは限りません。SNSで稼ぐまでには一定の期間がかかることが多く、この「結果が出ない期間」をどう受け止めるかで、続けられるかどうかが分かれます。
頑張っているのに数字が動かない期間は、自分のやり方が間違っているのではないかと不安になる方もいるかもしれません。
ここで一人だけで悩み続けてしまうと、正しい方向に進んでいるのかどうかの確認手段がないまま、時間だけが過ぎていくことがあります。焦って方向性を頻繁に変えるより、今の状態を誰かに見てもらい、続けるべきか調整すべきかを一緒に判断してもらう方が、遠回りを防げることもあります。
ステップ5:一人での判断に限界を感じたら
SNSで稼ぐ過程で、投稿内容やジャンル選び、収益化の手段について迷ったとき、経験者に相談するという選択肢があります。たとえばココナラのようなサービスでは、実際にSNSで収益化を実現してきた人に、今のアカウントの状態や投稿内容を見てもらい、どこを改善すればいいのかを具体的に指摘してもらうことができます。
自分の投稿を客観的に見てもらうことで、「発信内容自体は悪くないが、投稿のタイミングが合っていない」といった、自分では気づきにくい点を教えてもらえることもあります。独学で試行錯誤を続けるのと、経験者の視点を一度取り入れるのとでは、同じ1か月でも得られる気づきの量が違ってきます。
SNSで稼ぐまでの道のりは、目標設定、手段の絞り込み、数字の確認、結果が出ない期間の受け止め方という段階を踏んで進んでいきます。どこかで行き詰まりを感じたら、その段階に応じた見直しが必要になります。
今すぐ答えを出さなくてもいい部分もある
ここまで5つの段階を見てきましたが、すべてを今すぐ完璧に整える必要はありません。目標金額がまだぼんやりしていても、収益化の手段を1つに絞りきれていなくても、今の自分のペースで少しずつ進めていくことは十分に選択肢としてありえます。
大切なのは、決めきれていない部分があること自体を責めないことです。今はまだ様子を見ている段階だと捉えても、それはそれで一つの進み方だと言えます。
すべての答えを今日決めなくても、SNSで稼ぐという目標に向かって歩みを止めているわけではありません。今は迷っている段階だと受け止めることも、次に進むための準備のひとつです。
迷いながらも一人で抱え続けている状態が長引くと、思わぬ形で消耗してしまうこともあります。一人で抱え込み続けた先に何があるのか、次の記事で少し掘り下げてみます。