TRPGのキャンペーンが来月から始まることになり、自分の探索者の立ち絵をココナラで頼もうと出品ページを眺めていたら、有料オプションの「表情差分」の欄で手が止まってしまった、という話はよく聞きます。
笑顔は絶対にほしいし、怒った顔も使いそう、でも驚いた顔や泣き顔まで必要なのかは、セッションが始まってみないとわからないんですよね。
ココナラで立ち絵を頼むとき、多くの人が迷うのは絵柄選びよりも、この差分をいくつ付けるかのほうかもしれません。
この記事では、立ち絵の差分でよくある誤解をほどきながら、自分に必要な差分の数を決めるための材料をお伝えします。
立ち絵の差分で迷うのは、「使う場面」がまだ見えていないからです
立ち絵の差分とは、同じキャラクターの絵をもとに、表情や衣装、ポーズの一部だけを描き変えた別バージョンのことです。
なかでも依頼が多いのが表情差分で、元の立ち絵の目や口、眉のあたりだけを変えて、笑顔や怒り顔、驚き顔などを用意します。
体の部分はそのまま使えるので、立ち絵をもう1枚描くより手間は少なく、そのぶん追加しやすい料金になっていることが多いようです。
迷いの正体は、差分の料金そのものより、自分がどの場面でその表情を使うのかがまだ見えていないことにあります。
TRPGの卓で使うなら、探索や戦闘、仲間との会話など、シナリオの山場ごとに必要な表情はある程度決まってきます。
動画や配信で使う場合も、どんな話題でどんな反応を見せたいかによって、ほしい表情の種類がまったく変わります。
必要な差分がわからないのは準備不足ではなく、使う場面を想像する材料がまだそろっていないだけ、と考えると少し気が楽になりませんか。
「差分はあとから頼めばいい」は、半分だけ正しい考え方です
差分を決めきれないとき、ひとまず立ち絵だけ頼んで、必要になったら差分を足せばいいと考える方は少なくありませんし、その気持ちもよくわかります。
実際、取引が続いているあいだなら、トークルームで有料オプションを追加購入できる出品もあり、その場合は同じ描き手が元の絵のデータを使ってすぐに描き足せます。
ココナラの有料オプションは、サービスを購入したあとに追加で決済することもできる仕組みになっています。
ただし、正式な納品を承諾して取引が終わったあとに差分がほしくなると、話が変わります。
改めてサービスを購入するか、見積り相談を送り直すことになり、人気の描き手ほど依頼の受付枠が先まで埋まっています。
出品ページに着手が数か月先になると書かれている出品も見かけるので、次のセッションに間に合わせたいという希望はかないにくくなります。
差分は「あとで足せる」ものではなく、「取引中なら足しやすい」ものと考えておくと、判断を誤りにくくなります。
取引が閉じる前のひと声が、あとで思っている以上に効いてくるのではないでしょうか。
ココナラで立ち絵の差分を頼む価値と、気をつけたい落とし穴
ココナラで立ち絵を頼む強みは、差分の数や種類を、自分の用途に合わせて細かく組み立てられることです。
差分を有料オプションとして1つずつ選べる出品もあれば、表情差分をいくつか含んだセットにしている出品もあり、予算に合わせて組み合わせを選べます。
条件がはっきり決まっているなら、「1ポーズと表情差分4つ、個人利用」といった内容でココナラ募集に依頼を出し、複数の描き手から提案を受け取って比べることもできます。
ココナラのカテゴリページでは全身の立ち絵は1万円から3万円程度が目安として紹介されていて、その中で差分にいくら回すかを自分で決められるのは、個人で依頼する人にとって大きな自由ではないでしょうか。
一方で、差分の選び方を間違えると、思わぬところでつまずきます。
差分を増やすほど総額はふくらみ、表情差分を10個付けたのに、実際のセッションで使ったのは3つだけだった、ということも起こりがちです。
また、配信で口や目を動かしたいのに、表情を差し替えるだけの差分を頼んでしまうと、あとから動かすための素材としては使えないこともあります。
こうしたつまずきは、差分を「必ず使うもの」と「あれば使うもの」に分けるだけで、かなり防げます。
必ず使うものは最初の購入に入れ、あれば使うものは取引中にトークルームで様子を見ながら追加する、という二段構えにすれば、払いすぎも足りなさも避けられます。
動かす予定がある方は、最初からパーツ分けに対応した出品を選んでおけば、差分と動きの素材を同じ描き手にまとめて任せられます。
こうして分けてみると、最初に決めなければいけない差分は、思っていたより少ないのかもしれません。
立ち絵の出品ページでは、表情差分が有料オプションで1つずつ選べるのか、セットに含まれているのか、パーツ分けに対応しているのかを見比べると、自分の使い方に合う描き手が見えてきます。
全身の立ち絵と差分の組み合わせ方は出品ごとに違うので、予算のうち差分にいくら回せるかを確かめながら探せます。(PR)
差分の数は、「必ず使う表情」を書き出すところから決まっていきます
使うかわからない差分にお金をかけるのはもったいない、でも足りなかったら困る、その板ばさみの気持ちはとても自然なものです。
差分の数に迷ったら、描き手に相談する前に、立ち絵を使う場面を3つほど思い浮かべて、そこで必要な表情を書き出してみると決めやすくなります。
TRPGなら、探索中の普段の顔、戦闘や緊迫した場面の顔、仲間と笑い合う場面の顔、という具合です。
書き出した表情のうち、どの場面にも出てくるものが「必ず使う差分」、特定の場面にしか出てこないものが「あれば使う差分」になります。
リストができたら、見積り相談やトークルームで、そのまま描き手に見せてしまうのがいちばん早い方法です。
「必ず使う差分はこの4つで、残りはセッションの様子を見て追加するかもしれません」と伝えておけば、描き手も取引中の追加を想定して進めてくれることがあります。
差分を最初から完璧に決めようとせず、決まっている部分だけを先に渡すという考え方でも、十分に満足できる立ち絵は作れるのではないでしょうか。
必ず使う差分とあれば使う差分を書き分けたリストがあれば、立ち絵の見積り相談でも話が早く進みます。
取引中に差分を追加できるかどうかも購入前のメッセージで一言たずねておくと、セッションの様子を見ながら足すかどうかを決めやすくなります。(PR)
ココナラで立ち絵の差分に迷ったときは、使う場面を3つ思い浮かべて、必ず使う表情とあれば使う表情に分けて書き出すところから始められます。
必ず使う差分だけを最初の依頼に入れ、残りは取引中に足す。
その一枚のリストを見積り相談に添えることが、立ち絵の依頼へのいちばん確かな一歩になります。
差分に限らず、何を頼めばいいのか自分でもまだはっきりしない、と感じている方には、悩みが解決しない原因を掘り下げたこちらの記事も、考えるきっかけになるかもしれません。