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ココナラでVBA修正を頼む前に|直すか教わるかの分かれ道

異動先の部署で、前任者が作った「ボタンを押すと勤怠の記録から部署ごとのシフト表ができる」Excelを引き継ぐことになった。

最初の数か月は何の問題もなかったのに、ある朝ボタンを押すと「実行時エラー」と書かれた小さな画面が出て、そこから先に進まない。

前任者はもう社内におらず、周りにVBAが分かる人もいない。

そんな状況で、ココナラでVBAの修正を頼めないかと調べ始めた方もいるのではないでしょうか。

一方で、「エラーを1つ直してもらうだけで、わざわざ頼んでいいのだろうか」とためらう気持ちもありますよね。

この記事では、VBAの修正を頼むときの流れを3つの段階に分けて、それぞれで何を決めておけばいいか、そして修正以外の方法が合う場合までを見ていきます。

目次

STEP1:止まった場所を、エラー番号と黄色い行で押さえる

VBAの修正を頼むとき、出品者が最初に知りたいのは「どこで、どう止まったか」です。

ここが分かるだけで原因の見当がつきやすくなり、見積りも出しやすくなります。

逆に「急に動かなくなりました」だけでは、出品者はファイルを一から読み解くところから始めることになり、そのぶん時間も費用もかかりやすくなります。

エラーの小さな画面が出たら、閉じる前に番号と文章を控えておきましょう。「デバッグ」のボタンを押すと止まった行が黄色く表示されるので、その画面のスクリーンショットがあれば、出品者にとって大きな手がかりになります。

あわせて、止まる少し前に何か変わらなかったかも思い出しておくと役立ちます。

ファイルの保存場所を移した、パソコンを新しくした、シートの名前を変えた、といった変化が原因につながっていることも少なくありません。

思い当たることがなくても、「特に心当たりはない」と書いておけば、それも立派な情報になるのではないでしょうか。

STEP2:「直してもらう」か「直し方を教わる」かを決める

ココナラのVBAの出品を見ていくと、修正そのものを引き受けるサービスのほかに、画面を見ながら直し方を教えてくれるサービスも見つかります。

ビデオチャットでの打ち合わせに対応している出品者なら、黄色くなった行を一緒に見ながら、なぜ止まったのかを説明してもらうこともできます。

同じエラーでも、どちらの形で頼むかによって、納品後の自分の立ち位置は大きく変わります。

教わる形のサービスには時間を区切って料金が決まっているものもあり、その場で直るとは限らない代わりに、次に同じエラーが出たとき自分で対処できる見込みが広がります。

そのファイルを今後も自分や部署の誰かが触り続けるなら、直し方を教わる形が向いています。触るのは年に数回で、とにかく元どおり動けばいいなら、直してもらう形で十分です。

冒頭のシフト表なら、毎月使い続けるうえに、部署の人数が変わるたびに少しずつ手を入れる場面が出てきそうです。

こうしたファイルは、一度直してもらうだけより、止まったときに自分で原因の見当をつけられるようになっておくほうが、長い目で見て安心です。

反対に、年に一度の棚卸しでしか使わない集計なら、その都度直してもらうほうが気軽かもしれません。

ココナラでVBAの修正を頼む良さは、「エラー1つ」という小さな単位でも相談を持ち込めるところにあります。

社内のシステム担当に頼むほどではなく、かといって自分で調べても答えにたどり着けない困りごとは、意外と行き場がないものです。

出品の中には数千円から受け付けているものもあり、評価や説明の丁寧さを見比べてから相手を選べます。

小さすぎる依頼かもしれないという遠慮は、ここではそれほど気にしなくていいのかもしれませんね。

STEP3:見積り相談で、修正の範囲を確かめる

相手が決まったら、ココナラの見積り相談でエラーの内容とスクリーンショットを送ります。

このとき確かめておきたいのが、修正の範囲です。

VBAの修正には、止まった1行だけを直して動くようにする方法と、同じ原因で止まりそうな箇所までまとめて直す方法があり、どちらを選ぶかで費用も、その後の安心感も変わってきます。

シフト表のように使う日が決まっているなら、いつまでに動けば間に合うかも添えておくと、出品者も段取りを組みやすくなります。

たとえばシートの名前を変えたことで止まったなら、1行を書き換えれば今日は動きます。

けれども同じシート名がファイルの別の場所にも書かれていれば、その部分を実行した日に、また別のエラーが出るかもしれません。

「止まった場所だけ直すのか、同じ原因の箇所をすべて直すのか」を、提案を受ける前に言葉にして聞いておくと、あとからの行き違いを防げます。

あわせて、どこをどう変えたかの説明を付けてもらえるかも聞いておきたいところです。

修正した箇所にコードの中で短い説明書きを残してもらうだけでも、次に誰かがファイルを開いたときの手がかりになります。

元のファイルのコピーを手元に残し、修正版と並べて保管しておけば、いざというときにも戻れて安心ですよね。

修正より、別の方法が合う場合もあります

一方で、VBAの修正をココナラで頼むのが向きにくい場面もあります。

顧客情報や人事情報が詰まったファイルは、会社の決まりで社外に渡すことが認められていない場合があります。

また、会社がブラウザ版のExcelを中心とした環境に移る予定があるなら注意が必要です。

VBAはブラウザ版のExcelでは動かないため、いま直しても、移行した時点で使えなくなってしまいます。

社外にファイルを渡す前に、社内の情報の取り扱いルールを確認しておきましょう。中身を渡せない場合は、エラー画面と止まった前後のコードだけを見せて相談できないか、出品者に聞いてみる方法もあります。

移行の予定がある場合も、ココナラで相談する意味がなくなるわけではありません。

VBAに詳しい出品者の中には、処理によっては同じことをExcelの関数やほかの仕組みに置き換える相談に乗ってくれる人もいます。

今のファイルを直すか、別の形に作り替えるかを見積り相談の段階で率直に聞いてみれば、自分だけでは思いつかなかった選択肢が見えてくるのではないでしょうか。

ココナラでVBAの修正を頼むかどうかは、三つの問いで決められます。止まった場所をエラー番号とスクリーンショットで示せるか。そのファイルを今後も自分たちで触るのか、元どおり動けば十分なのか。ファイルを社外に出せるか、近いうちに使う環境が変わらないか。この答えが見えていれば、直してもらうか、直し方を教わるか、別の形に作り替えるかを選びやすくなります。

エラー1つのために人の手を借りていいのか、まだ少し迷いが残る方には、こちらの記事も手がかりになるかもしれません。

相談していいのか、悩むのは無駄な理由

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